初心者でもカブは育てられる?高校生が本気で挑んでみた結果
「カブって初心者でも簡単に育つ」とよく言われるけど、本当にそうなの?
そこで、高校の校内の畑を使って、カブ栽培に本気で挑戦してみました!
私は現在、福井の農業系の学部に通う大学生ですが、高校時代には生物部に所属しており、色々な野菜を栽培していました。その時カブを初めて育ててみた経験をもとに紹介します。
畑での本格栽培は家庭菜園やプランターとは違う発見も多く、思った以上に大変なことも…。
でも、その分収穫したカブの美味しさは格別!
この記事では、
✅ カブの基本情報
✅ 栽培の準備(畑の土づくりからスタート!)
✅ 種まき・間引き・収穫までのリアルな記録
✅ 実際に食べてみた感想&おすすめの食べ方
これらを分かりやすくまとめました!
「畑で野菜を育ててみたい!」という人も、「カブって本当に簡単?」と思っている人も、ぜひ参考にしてみてください!
🌿 カブってどんな野菜?基本情報を知っておこう
カブは春と秋が栽培に適した涼しい季節の野菜で、成長が早く、種まきから1~2ヶ月で収穫可能!
📌 カブの基本情報
- 科名:アブラナ科
- 適温:15〜20℃(暑すぎると生育が悪くなる)
- 発芽率:ほぼ100%(かなり強い)
- 栽培期間:30~60日(品種による)
- おすすめの栽培方法:畑・プランターどちらでもOK!

カブは育てやすい野菜の代表格ですが、土づくりや水やりを間違えると、小さくなったり割れたりすることも。
特に畑栽培は、プランターとは違った管理が必要!
🌱 栽培の準備(校内の畑で本格的に挑戦!)
今回、カブを育てるのは学校の畑!
家庭菜園やプランター栽培とは違い、本格的に畑の土づくりからスタートしました。
🟢 畑の準備
✅ 畑を耕して土をふかふかに(固いままだと根が成長しにくい!)
✅ 堆肥と化成肥料を混ぜて栄養を補充
✅ 水はけを良くするために畝(うね)を作る

あらかじめ畑を耕しておき、 植え付けの前に化成肥料をまきました。
堆肥は入れた方がいいですが、ちょうど堆肥が手に入らなかったのでなしで行いました。
📌 畑栽培のポイント
→ カブは根が深く張らないので、土を柔らかくしておくのが大事!
→ 排水性を良くしないと、雨の後に水が溜まって根腐れすることも…!
🌱 栽培記録:高校生が本気で育ててみた!
🌿 種まき(0日目)
「発芽率が高い」と聞いていたので、間引きを前提にたくさんまきました。
🌱 種まきのポイント
✅ 1cm間隔で筋まき(後で間引くから、最初は少し密集気味でもOK)
✅ 覆土は薄めにする(深すぎると発芽しにくい)
✅ 水をたっぷりかけて、発芽まで乾燥させない!
🌱 発芽&間引き①(5日目)
🌱 5日後…発芽!びっしりと双葉が生えてきて感動✨
→ でも…ちょっと密集しすぎ!?

📌 間引き1回目のポイント
✅ 双葉の段階で1回目の間引き(3cm間隔くらい)
✅ 弱そうな芽を抜いて、残す苗に栄養を集中させる
✅ 間引いた葉は食べられる!(サラダにしてみた)
🌿 間引き②(10日目)
🌱 本葉が出てきたので、2回目の間引き!
「どれを抜くか…全部元気そうで迷う!」

📌 間引き2回目のポイント
✅ 最終的に5~10cm間隔になるように間引く
→ 間引きを躊躇すると、根が大きくならずに失敗する!
🌿 間引き③(中カブ以上にしたい人向け)
カブは間引きの回数を増やすことで、さらに大きく育てることができます。
「小カブじゃ物足りない!」という人向けに、中カブ(直径5〜7cm以上)を目指す間引きのやり方を紹介します。
📌 3回目の間引き(本葉5〜6枚の頃)
- タイミング:カブの直径が 2〜3cm になったら
- 間引き方:1箇所1本にして、最終的に10〜15cm間隔 にする
- 目標サイズ:収穫時に 直径5〜7cmの中カブ にする
🌱 ポイント
- ここで間引いたカブは ベビーリーフ感覚で食べられる ので、捨てずに活用!
- 間引いた直後は土寄せ をして、根元がぐらつかないようにサポート
🌿 さらに大きなカブ(大カブ狙いなら)
もし、大カブ(直径8cm以上) を目指すなら…
✅ 株間を15〜20cm以上に確保!
✅ 間引き後、しっかり追肥(1回目の追肥から2週間後に追加)
✅ 乾燥を防ぎつつ、土をふかふかに保つ(マルチングや敷きわらが効果的)
これで、小カブだけでなく、しっかり育った中カブ・大カブにも挑戦できます!
☀️ 成長期(水やり&追肥)
**畑栽培なら水やりは適度でOK…**と思ったら、予想外の問題が!
🚨 乾燥が続くと、葉がしおれる!
→ でも、水をやりすぎると根が割れるリスクも💦
📌 成長期に気をつけたこと
✅ 天気を見て、晴れが続く日は朝だけ水やり
✅ 葉の色が薄い時は液体肥料を少しだけ追加
✅ 雨の後は土が締まるので、軽く耕してふんわりさせる
🥕 収穫(30~40日目)
ついに収穫!
🌱 収穫のポイント
✅ 根元を軽く揺らしながら引き抜くと、スポッと抜ける!
✅ 地面から直径5cmくらい見えていたらOK!

✨ 収穫結果
✅ 丸くて立派なカブ → 成功!
❌ 細長くなったカブ → 失敗(原因:間引き不足)
❌ 割れたカブ → 失敗(原因:水やりのムラ)
📌 学び
→ 間引きをしっかりしないと、小さいまま成長が止まる!
→ 水やりのリズムが崩れると、根割れしやすくなる!
🍽️ 収穫したカブを調理!
自分で育てたカブはやっぱり美味しい!
✅ シンプルに「浅漬け」 → めちゃくちゃ甘い!
✅ 葉っぱは味噌汁に入れると最高!
✅ 焼いて塩をふるだけでも絶品!
📌 まとめ:初心者でもカブは育てられる?
✅ 畑栽培ならカブは比較的簡単に育つ!
✅ 間引きと水やりの管理が最も大事!
✅ 育てたカブはスーパーのより甘くて美味しい!
「校内の畑で野菜を育ててみたい!」という人にも、カブは本当におすすめ!
難しいかもと思って敬遠しないで、挑戦してみてください!
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