こんにちは、福井県で農業を学んでいる大学生です。
大阪から移住して、今は雑草と向き合う日々を送っています。
普段は雑草のことばかり書いているこのブログですが、今回はちょっと番外編として、大学でジャグリングサークルを立ち上げた話をしたいと思います。
なぜ雑草ドットコムでそんな話を?と思われるかもしれませんが、実はこれ、雑草魂に通じる大切な経験だったんです。
【背景】福井に来て気づいた、「やりたいことがない」現実
僕は高校のときからジャグリングにハマっていて、特にボールを使った4つジャグリングや、皿回しなんかを楽しんでいました。
友達と発表会をしたり、旅行先でこっそりパフォーマンスをしたり。
普段は派手ではないけれど、地道な練習の積み重ねが必要な、ちょっとマニアックな趣味です。
そんな僕が大学に入って、「また続けたいな」と思って調べてみたら──
ジャグリングサークルが存在しない。
「あれ?意外とないんやな…」と思いながら、他のサークルも見てみたけど、ピンと来るものがなくて、最初は正直モヤモヤしてました。
でも、あるときふと頭に浮かんだんです。
「ないなら、作ればええやん?」
この瞬間、僕の中の“雑草魂”が芽を出しました。
自己紹介記事はこちら↓
【自己紹介】農業と雑草の魅力を発信中|農業と雑草が大好きな学生のブログへようこそ
【決意】ゼロから何かを作るということ
サークルを立ち上げるって、なんかすごい人がやることだと思ってました。
でも実際に調べてみると、意外とシンプルなんです。
だからこそ、誰でも挑戦できるし、挑戦する価値がある。
「せっかく大学に来たんやから、自分の“好き”を形にしたい」
「地味でもいい。コツコツと続けられる場がほしい」
そんな気持ちを背負って、僕は大学1年の6月、サークル設立に踏み切ることにしました。
【準備】大学でサークルを立ち上げるために必要なこと(福井県立大学の場合)
ここからは、実際に僕がやった手続きや流れを、なるべく具体的に書いていきます。
大学によって細かい違いはあるかもしれませんが、基本的な考え方は共通していると思います。
1. 必要なのは「3人のメンバー」
- 部長
- 副部長
- 会計
この3人がそろえば、最低限のサークル構成はOK。
最初は友達に「名前だけ貸して!」ってお願いするのもアリです(正直、僕もそうでした)。
2. 顧問の先生を探す
顧問は、責任者として必要になります。
ただし、部活動のように指導してもらうわけではないので、学部の先生や担任の先生にお願いするのがスムーズです。
「こんなサークルをやりたいんです!」と情熱を伝えれば、案外すんなり引き受けてくれることも。
3. 書類の準備と作成
ここが少しだけ大変。でも大丈夫、順を追えば問題ありません。
- 部員名簿:役職・名前・学籍番号などを記入
- 設立届:サークルの名称・目的・活動内容・代表者情報などを記載
- サークル規約:活動方針や運営ルールを条文形式でまとめる
▼名前の注意点!
僕は勢いで「大学名+サークル名+活動ジャンル」全部を入れて書いた結果、
学内でもトップクラスに長いサークル名が爆誕してしまいました(笑)
これから作る方は、スッキリした名前にしておくと◎です。
▼目的・活動内容はちゃんと書く
通りやすいコツは、「学生生活にどう貢献するか」をきちんと書くこと。
例えば僕は、ジャグリングを通じて人前に立つ自信や、協力して何かを作る経験が得られる、という内容を書きました。
【提出】支援課に書類を提出すれば、設立へ一直線!
書類がそろったら、学生支援課や学生カウンターに持っていきます。
内容に不備がなければ、1週間ほどでサークル設立が承認されます。
ここまで来たら、もう「自分たちの居場所」ができたという達成感があります。
【現在】少しずつ草が生えてきた話
ジャグリングサークルを設立して約1年。
今では部員は18人。
中には活動してない“名義部員”もいますが、それもまたサークルのリアルです。
「地味やけど、なんかいいな」
そんな空気感が、少しずつ伝わってきたのかもしれません。
なぜ雑草ブログでこの話をするのか?
僕が雑草を好きな理由のひとつは、
誰にも注目されなくても、勝手に根を張って、勝手に咲いていくそのたくましさに惹かれるからです。
今回のサークル立ち上げも、まさに同じこと。
最初は何もない、誰も見てない、でもやってみたら、草みたいに人が集まって、少しずつ形になっていく。
雑草魂は、植物だけのものじゃない。
生き方の中にも、確かに存在する。
このブログを読んでる中に、雑草好きの大学生がいたら、
「雑草サークル」、立ち上げてみませんか?
おわりに|サークル設立は「自分で自分の場所を作る」こと
サークル設立って、意外とカンタンです。
- 3人の仲間
- 顧問の先生
- ちょっとの書類仕事
これだけで、ゼロから“自分の居場所”が作れます。
ジャグリングでも、雑草でも、昆虫でも、
「好き」をカタチにしたい人は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
コンクリの隙間から生える草のように、
あなたも、自分のタイミングで、自分の場所に根を張ればいい。
それが、僕が学んだ「雑草魂」です。
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